今年も早いもので残すところあと少し
寒さも本格的になってきましたので体調など崩していませんか?
今回はその体調不良とも大変関係のある話、唾液についてのお話です。
唾液は、主に、耳下腺、顎下腺、舌下腺という3つの大きな唾液腺から、1日に1000~1500mlほど分泌されるといわれています。
唾液には、健康に関わるさまざまな働きがあります。例えば、食べ物の消化を助けたり、味を感じやすくしたりする働き。それから、口の中の汚れを洗い流す、酸を中和して、口の中を中性に保つ、細菌の繁殖を抑える、再石灰化によって、むし歯を防ぐといった、口の中を清潔で健康に保つ働きがあるため、歯周病の予防、口臭予防には重要な役割を果たしています。
唾液量には個人差がありますが、分泌の少ない方は加齢やストレス、服用している薬や、シェーグレン症という病気が原因だと考えられます。
なかなか唾液量の量を自分で認識するのは難しいですが最近お口の中が乾く、歯をきちんと磨いているのにネバネバするなどを感じておられたら唾液量が少なめかも知れません。
少しでも唾液の分泌を促すように、普段から唾液腺マッサージなどをしてしっかりとサラサラ唾液が溢れるお口の中を目指しましょう。そしてしっかりと噛んで食事を摂る、お喋りをする、ストレスを溜めずに充分に睡眠をとることなども唾液の分泌には大切です。
唾液たっぷりのお口で年末年始、風邪などひかない様お気をつけくださいませ
市川市行徳(福栄) 予防を中心に小児から入れ歯まで
「いつでも頼れる街の歯医者さん」を目指す
個室診療 はぎわら歯科クリニック