- こんにちは
歯科衛生士の田中です
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少しずつ秋らしくなってきましたね!例年より早いですが、
インフルエンザも流行ってきているみたいです! そこで今回は効果的なうがいについて、お話したいと思います。①風邪の予防にはうがいが効果的風邪の80%はウイルスが原因といわれています。ウイルスがのどや口の粘膜内に深く入り込んでしまう前に、うがいで洗い流すことはとても有効な予防法です。 その際、炎症を抑え、粘膜を保護する作用のあるものを使ってうがいをすれば、 その後のウイルスの攻撃にも備えることができ、 より一層効果的です。 ②活性酸素は正義の味方?のどや口の粘膜にウイルスや細菌が感染すると、白血球などの免疫細胞が集まってきます。 免疫細胞は活性酸素をばらまいて、 その強い酸化作用でウイルスや細菌を攻撃してくれます。 しかし、活性酸素はのどや口の粘膜も同時に攻撃してしまうため、炎症が長引くと活性酸素は「両刃の剣」になってしまいます。 のどや口の炎症が強いときには、活性酸素を消去するお薬でうがいをすることが治療の上で重要です 。 ③うがいのコツまず、石鹸で手を綺麗に洗ってください。次に指示通りに希釈したうがい薬を作ります。口やのどには食べ物の残りかすや細菌が付着していますので、ひと口目は少し強めにうがいして汚れを洗い流すようにします。 (ただし、抜歯後など出血のある場合は、出血が止まらなくなる原因になるので、 強いうがいは避けてください。) うがいはなるべく多い回数行うのが理想的です。④咽頭炎や扁桃炎など、のどの炎症には…うがい液を20~30ml程度口に含み、のどの奥までうがい液が行き渡るように、 天井が見えるくらい上を向いてできるだけ長時間「 ガラガラうがい」を続け、吐き出します。 これを数回繰り返します。外から帰った時や、起床時と就寝前に必ずうがいをするようにしましょう。 ⑤口内炎や急性歯肉炎などの口の中の炎症には…うがい液を20~30ml程度口に含み、頬を左右交互にふくらませてうがい液を移動させ、 歯の間や歯茎の汚れまで洗い流す要領で、できるだけ長時間「 クチュクチュうがい」を続け、吐き出します。 毎食後行うと、更に効果的です。 -
うがいと手洗いで風邪予防をしましょう!
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市川市行徳(福栄)予防を中心に小児から入れ歯まで「いつでも頼
れる町の歯医者さん」を目指す個室診療 -
はぎわら歯科クリニック
2019.10.07