ブログ

2018.05.29

歯ブラシのお話

こんにちは、歯科助手の栃木です⊂((・x・))⊃

前回の私のブログで、歯磨き粉についてお話をさせて頂きました^ ^ あれから毎日使い続けていますが、かなり気に入ってます♪ スッキリサッパリして、歯磨き時の出血もしなくなってきました!(`・∀・´)

今回は、そんなお気に入りの歯磨き粉と一緒に使っている歯ブラシをご紹介します!

LIONさんから出ています、DENT.EX systemaです♪

この歯ブラシの特徴は、とにかく毛先が細いです!只のテーパード毛ではなく、”スーパーテーパード毛”と呼ばれています。

✳︎テーパード毛とは…先端に向かって細くなっているので歯間部やポケット内にも挿入しやすく、歯周ポケット内のプラーク除去に向いています。

通常の歯ブラシでは歯周ポケットの入り口までしか毛先が届かないんですが、 細い毛先のスーパーテーパード毛は歯周ポケットに無理なく届き、ポケット内のプラークを掻き出すことができます。

✳︎歯周ポケット…歯と歯ぐきの境目にある溝のことで、この溝が1〜3ミリ程度であれば問題ないのですが、4ミリを超えてくるようになってしまうと、歯周病といわれてしまいます(..)

毛先がしっかりポケット内まで届くDENT.EX systemaは、まさに歯周病が気になっている方にオススメしたい歯ブラシです(´∀`*)

そしてこのスーパーテーパード毛ですが、ただ毛先が細いだけでなくて歯ぐきを傷つけにくいところもオススメできるポイントです!

当院でも販売しているので、気になった方はお気軽にお声がけください(・∀・)

先日のお休みの日に、衛生士の田中さんと2人でおめかししてお出かけしました! 次回のおめかしDayは他のスタッフも参加予定なので、開催されたらまたご報告します(笑)

また、新しいスタッフが増えました。歯科助手の佐藤さんです!! その佐藤さんがピカチュウのぬいぐるみをくれました!可愛いっ(≧∇≦)   

市川市行徳(福栄) 予防を中心に小児から入れ歯まで
「いつでも頼れる街の歯医者さん」を目指す
個室診療 はぎわら歯科クリニック

2018.05.16

妊娠中の歯科治療について

こんにちは
主任の見崎です。

急に日差しが強くなって暑いくらいの日が続いていますね!
運動会シーズンの5月、熱中症や体調管理には十分注意していきましょう(*・v・*)

当院はマタニティー歯科として妊婦さんの検診や治療も行っております。
そのため妊娠中に歯医者で治療はどこまでしてもらえるの?
妊婦検診をしてもらいたいけど、どのタイミングで受診すればいいの?
などよくお問い合わせがあります。

なので今回は妊娠中の歯科治療についてお話したいと思います!!

妊娠中の方でも歯科治療は可能です。
特に妊娠中期は心配なく治療を行える時期です。
出産後は育児や家事に追われて受診する時間が取れず、症状が悪化してしまうことがあるので、虫歯や歯周病などはこの時期に治療し、出産までに済ませておくことがオススメです。

★妊娠初期(1~4ヶ月)
切迫流産が起こりやすい時期です。
治療は応急処置程度にした方が安心です。

★妊娠中期(5~8ヶ月)
安定期のこの時期はほとんどの歯科治療が行えます。
しっかり治療して出産に備えましょう。

★妊娠後期(9ヶ月~)
急なお産で治療が中断することもあります。
治療は応急処置程度にし、産後に受診するようにしてください。

<妊娠中の治療で気になる事>
妊娠中のX線撮影・麻酔・薬は特に気になることだと思います。
しかし、気にしすぎてしっかりした治療が行えずにいると症状を悪化させ、腫れや痛みが出ることがあるので、気になることはお気軽にお尋ね下さい。

【X線撮影(レントゲン)】
的確な診断と治療にはX線撮影から得られる情報は重要です。
歯科のX線撮影は首から上の部分だけです。更にX線用の防護エプロンを着用するので、お腹の赤ちゃんへの影響は気にしなくても大丈夫です。

【麻酔】
歯科治療時に用いるのは局所麻酔です。
通常の使用量であれば赤ちゃんへの影響は心配しなくても大丈夫です。

【薬】
妊娠中の方への投薬はできる限り控えます。
どうしても薬が必要な場合は、妊娠中でも比較的安全な薬を必要最小限処方します。

【その他・・・】
治療時、仰向けの姿勢が苦しい、つわりで気分が悪い場合など、体調に合わせた治療をしますので、お気軽にお申し付け下さい。

<歯周病が出産に及ぼす影響>
妊娠中は女性ホルモンの変化により歯肉が炎症しやすくなったり、つわりなどの影響で歯磨きが十分にできなかったり、また、もともと歯肉炎や歯周病があった場合は悪化するリスクが高まります。
歯周病は早産や低体重児を出産する確率が高くなると言われています。

<母子感染について>
虫歯や歯周病は「感染する(うつる)」病気です。
その感染経路で最も多いとされているのが「親から子へ」の感染です。
例えばお母さんが赤ちゃんに食事を与えるとき、噛んでやわらかくしたり、自分が使っている箸やスプーンで食べさせたりといった行為によって感染してしまうことを「母子感染」といいます。
特に生後1歳7ヶ月~2歳7ヶ月の1年間(感染の窓)が感染の危険性が高く、最も注意が必要とされています。
しかし、感染を気にしすぎて親子のスキンシップを控えるということはせず、まずは正しい知識を持ち、大人の口腔衛生が子供の口腔衛生につながることを理解しましょう。

市川市行徳(福栄) 予防を中心に小児から入れ歯まで
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2018.05.15

妊産婦の健康サポートのセミナーに参加しました

こんにちは!
衛生士の簗瀬です。

ゴールデンウィークはほぼ晴天に恵まれてお出かけ日和でしたが皆様いかがお過ごしでしたか?
私もゆっくりと過ごせて良かったです♪

今回は4月8日、市川市八幡 全日警ホール(市川市八幡市民会館)において「市川市歯科医師会創立70周年記念 市民公開講座&千葉県歯科医師会ブロック別研修会」に参加させて頂いた時のお話しです。

前半は口腔がんについてのお話、後半は妊産婦さんについてのお話を伺いました。
「妊産婦(妊娠期と出産後)の歯と口の健康サポート」。
女性のライフステージ毎の口腔の変化、妊婦はホルモンの関係上歯周病を発症しやすく、歯周病に罹患した場合早産や低体重児の出産の可能性がある事、また妊婦の口腔状態が出産後の子供の健康にも影響を与える事から妊娠中期までの歯科健診の必要性を訴えておられました。

又妊産婦さんに対しては初期、安定期、後期それぞれの時期に注意すべき点や治療時に楽な体勢なども教えて頂き、大変勉強になりました。

特に印象的だったのは、出産後の口腔内のケアはもちろんですが、心のケアに関してのお話です。

出産後、ホルモンバランスが不安定になる事や不眠から「産後鬱」に悩まされている方が多く問題になっており、特にブラッシング指導などにはかなり言葉を選んで取り組まなければいけない事を感じました。

当院にも妊産婦さんが来院されていますので今回教えて頂いた事をたくさんお伝えしたいと思っています。

そして、妊娠前から摂取しておくと良い栄養素のお話なども聞けたので、出産経験者として他のスタッフにも教えてあげたいと思います♪

写真は連休中に訪れた横須賀の戦艦「三笠」です。立派でした!

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2018.05.02

目指せ8020!

こんにちは。歯科衛生士の田中です。
GWが待ち遠しいですね!
今日は噛むことの大切さについてお話しします。

毎日の食事はおいしく召し上がれていますか?
歯と口の状態が良くないと、おいしく食事することができず、栄養を摂取することができません。健康な体をつくるために、歯と口の健康がとても大切です。そこで、今月は歯と口の健康について取り上げます。

・目指せ8020!
「8020運動」をご存じですか?厚生労働省と日本歯科医師会は「8020(ハチ・マル・ニイ・マル)運動」を呼びかけています。「80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」という運動です。楽しく充実した食生活を送り続けるためには、健康な歯を保つことが大切です。生涯にわたり自分の歯で物を噛むことにより、認知症や寝たきりになりにくいと言われています

卑弥呼の時代(弥生時代)の人々は、噛む回数が、なんと現代人の6倍以上だったそうです。噛むことは、食べ物を噛み砕いて体の中に取り入れるだけでなく、健康を維持するためにとても大切です。よく噛む習慣を身につけましょう。

・卑弥呼の歯がいーぜ!

噛むことの8大効用を「卑弥呼の歯がいーぜ」と表されています。

「ひ」(肥満予防)
よく噛むと満腹感を感じ、食べ過ぎない。
「み」(味覚の発達)
よく噛んで多くのものを食べれば味覚が発達する。
「こ」(言葉の発音がはっきり)
口のまわりの筋肉が発達して発音がよくなる。
「の」(脳の発達・刺激)
噛む刺激で、脳のはたらきが活発になる。
「は」(歯の病気の予防)
噛むと唾液が出て、歯を守る。
「が」(がん予防)
唾液が発がん性物質の毒性を抑える。
「い」(胃腸が快調に)
噛むと消化酵素がたくさん出て、消化を促進する。
 ┃
「ぜ」(全身の体力向上)
よく噛むと体に力が入り、体力も活性化する。

・歯、口に良い生活習慣

ポイント1 バランスの良い食生活を心掛ける
食生活の乱れは歯だけでなく全身の病気に関与する

ポイント2 よく噛む
よく噛むことは、唾液の分泌を促し脳を活性化させるなど、さまざまな効用があります。また、丈夫な歯のためには噛みごたえのある物(乾物、海藻、食物繊維が多い食品)を食べること、調理法の工夫(食材を大きく切る、加熱時間を長くしすぎない)などがポイントです。また、かみ癖(どちらかの奥歯だけを使う、前歯だけで食べる等)や歯ぎしり、くいしばりは、一部の歯・歯ぐき・顎などに負担がかかり悪影響を及ぼします。左右の歯で噛むことが大切です。噛む回数は「一口30回、一噛み一秒」が理想的です。

ポイント3 間食は時間を決める
時間を区切らず食べていると、口の中が汚れたままになるため、むし歯や歯周病になりやすくなります。

ポイント4 食べたら歯を磨く
物を食べると、口の中は酸性になります。これは、歯垢の活動により酸や毒素がつくられ、むし歯などの病気になりやすい状態になります。食後は歯を磨き、口の中をきれいにしましょう。

ポイント5 規則正しい生活
不規則な生活をしていると、歯磨きを忘れたり、間食が増えてしまいます。このような習慣は歯・口の病気だけでなく全身疾患を招きます。

虫歯や歯周病などの歯の病気も他の病気と同様に、早期発見と早期治療が決め手です。定期的に検診を受けましょう!

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