メインテナンスは大切です!
こんにちは!衛生士の簗瀬です。
まだ梅雨明けもしてない様ですが、雨はほとんど降らず、真夏の様な暑さが続いています。皆さま、熱中症対策など気を付けていらっしゃいますか?
私は寝る時のクーラーで少し風邪気味です。
さて今回は治療後のメインテナンスについてのお話をします。
数ヶ月から1年以上にわたって、治療のために歯科医院へ通い続けて、ようやく治療も終了となると、誰もがほっとするものです。
継続して通院する努力は大変なものですが、治療が終了してもここで安心してはいけません。お口の中は、「メインテナンスフリー」というわけにはいきませんので、医院のブラッシング指導で教えてもらった方法を毎日実践することが重要です。
メインテナンスは、「治療によって得られたお口の健康な状態を持続させ、再発を防止すること」を目的としています。
毎日各自が行っている歯ブラシ、デンタルフロス、歯間ブラシなどを使ったパーソナルプラークコントロール(セルフケア)が重要なのは当然ですが、このパーソナルプラークコントロールで及ばない部分を、定期的なプロフェッショナルプラークコントロール(プロフェッショナルケア)で補ってあげるのがメインテナンスです。
治療期間中は、清掃状況をチェックされるので一生懸命ブラッシングをしますが、治療が終了するとサボリ気味になるのが常です。
むし歯の治療のみを受けていた方で歯肉に問題がない場合は、6ヶ月おき、歯周病の治療を受けていた方は、もう少し短い間隔でメインテナンスを受けましょう。
歯周病の再発を予防するために、各自のお口の状況に応じたメインテナンスプログラムを決定し、リコールの間隔が決まります。
リコールでのメインテナンスを定期的に行わないと、確実に歯周病は進行してしまったり、再発してしまいます。
お口の健康は全身の健康に直結します。
リコールの時期に合わせて積極的に健診の予約を取りましょう。
これからまだまだ暑い日が続きます。
涼しい当院での定期検診、メインテナンス、是非オススメします!
市川市行徳(福栄) 予防を中心に小児から入れ歯まで
「いつでも頼れる街の歯医者さん」を目指す個室診療
はぎわら歯科クリニック
歯みがき粉に含まれるフッ素濃度の改定について
こんにちは
歯科衛生士の田中です。
ムシムシした暑さが続いていますね!
今日は歯みがき粉に含まれるフッ素濃度の改定についてお話したいと思います。
皆さんは歯科医療用品と言うと何を思い浮かべますか?
一般の人々にとっては歯ブラシと歯みがき剤を思い浮かべるのではないでしょうか。その中でも、う蝕予防を目的としたフッ化物を含む歯みがき剤は日本においては90%以上、米国においては95%以上のシェアを占めています。
フッ化物配合の歯みがき剤が社会に浸透しているなかで、その濃度についての問題提起がなされてきました。その背景には、欧米では1,000ppm~1,500ppmの薬用歯みがき剤が一般的であるなか、日本においては上限が1,000ppmに設定されていたことがあります。
ここにおいて3月17日、歯みがき剤のフッ化物濃度についての大きな承認が厚生労働省によって下されました。
それによると、これまで薬用歯みがき剤におけるフッ化物の配合量は1,000ppm以下とするように定められていたが、その上限が1,500ppmまで引き上げられたのです。
今回の承認を受け、歯みがき剤メーカー各社から1,000ppm〜1,500ppmの高濃度フッ化物配合の歯みがき剤が発売されることになります。
高濃度のフッ化物配合薬用歯みがきが販売されるにあたり、その注意表示として
① 「6歳未満の子供への使用は控える」旨を表示する
② 「6歳未満の子供の手の届かない所に保管する」旨を表示する
③ 濃度を直接容器などに記載する
④ 内容物が10g以下の場合、②を省略することができる
などの基準が設けられます。
年齢ごとに推奨されるフッ素濃度
厚生労働省においては、歯みがき剤のフッ化物の濃度について以下の推奨がなされています。
年齢 | 使用量 | 歯みがき剤のフッ化物質濃度 |
---|---|---|
歯の萌出~2歳 | 切った爪程度の少量 | 500ppm(泡状歯みがき剤ならば1,000ppm) |
3歳~5歳 | 5mm以下 | 500ppm(泡状歯みがき剤ならば1,000ppm) |
6歳~14歳 | 1cm程度 | 1,000ppm |
15歳以上 | 2cm程度 | 1,000ppm |
推奨は国により異なり、例えばフィンランドにおいては第 1 乳臼歯が萌出したら 1,000ppm の歯磨剤を豆粒大で使用する。一方、オランダでは 2 歳までは 1日 1回、2 歳からは 1日 2回のペースでの500ppmの歯みがき剤の使用を推奨をしています。欧州小児歯科学会では、6ヵ月から 2 歳未満は 500ppm を 1 日 2 回、豆粒大での使用を推奨しています。
それでは、日本において新しく導入される 1,000ppm〜1,500ppm の薬用歯みがき剤については、どのように取り扱うべきなのでしょうか?
例えば、イギリスにおいては、3 ~ 6 歳では 1,350 ~ 1,500ppm の薬用歯みがき剤の使用が推奨されています。
e-ヘルスや各学会がガイドラインを出すまでは、「6歳未満の子供への使用は控える」という表示に従って使用することが望ましいのかもしれません。
ご家庭での歯磨きは、う蝕・歯周病予防において大変重要です。正しいブラッシング方法と定期検診で、いつまでも健康な歯を保ちましょう☆
市川市行徳(福栄) 予防を中心に小児から入れ歯まで
「いつでも頼れる街の歯医者さん」を目指す個室診療
はぎわら歯科クリニック
歯科麻学セミナーに参加してきました
こんにちは
前回リフレッシュしたので、歯科麻学セミナーに参加してきました。
歯科処置や手術による不安や緊張、痛み、局所麻酔薬は生体にとってストレッサーとして働き、時には予想もしえない生体反応を示すことから、私達歯科医師にとっては歯科治療に際した歯科麻酔学的配慮が必要とされます。
患者さんに、安全で快適な歯科医療を受けていただくには3つのポイントが大切です。それは①術前の診査・診断とリスクファクターの把握 ②適切な局所麻酔薬の選択 ③鎮静法の活用です。
今回復習として、このポイントを整理し、静脈路の確保、緊急時のスムーズな対応を実習形式で、マミー歯科クリニックの広明先生と一緒に参加してきました。
全身疾患などが無い方でもその日の体調や不安、緊張、痛み、局所麻酔薬により変化する事があり、全身管理が重要なのです。
処置や手術の時に生体モニターを継続的につけてバイタルサインをチェックしながら歯科処置しますが、患者さんの安全の為にも協力をお願いしています。
なぜなら日本の高血圧患者は、4300万人(人口の約1/3)います。その内、血圧管理されている方は約3割なのです。
多いですよね、3人に1人、気がついていない方も考えたらもっとかもしれません。
高血圧は脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血など)、心臓病(冠動脈疾患、心不全)、腎臓病、大血管疾患の強力なリスク因子となります。
そのため、WHOのガイドラインに従って血圧140/90mmHg以上の患者さんには循環器専門の先生に受診をお願いしています。
また、当医院では治療に対して、緊張や不安のある方には鎮静法があります。鎮静法について詳しくは次回書きたいと思いますが、お気軽に衛生士やスタッフに聞いてください。
市川市行徳(福栄) 予防を中心に小児から入れ歯まで
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お口の働き、食べる事、噛む事について
こんにちは
歯科衛生士の金子です!
今回はお口の働き、食べる事、噛む事についてお話ししたいと思います。
食べる、噛むということは、日常の当たり前の動作なので深く考えた事は無いと思います。
私も衛生士を目指すまでは考えた事もなかったです。
お口の働きは食べる事以外に飲み込む、話す、呼吸をするなどの様々な機能がある重要な場所なんです。
- 1.噛む事によって唾液が分泌されて美味しいと感じることが出来る
(唾液の分泌量が減ると自浄作用という自分の唾液で汚れを流す力が 弱まり菌が増殖しやすく誤嚥性肺炎にもかかりやすくなります。) - 2.栄養が吸収されやすく胃腸の免疫を高める
- 3.食事の楽しみが得られる
食べ物の匂い、色、味、食感 を感じることができる
また口から食べ物を摂取、噛む事によって顎の筋肉の発達の維持や刺激が脳に伝わり痴呆の予防にも繋がります。
他にも噛む事には、メリットがたくさんあり、卑弥呼の歯がいーぜ!という標語を聞いたことがありますか?
ヒ→肥満防止
ミ→味覚の発達
コ→言葉の発達
ノ→脳の発達
ハ→歯の病気予防
ガ→ガンの予防
イー→胃腸快調
ゼ→全力投球
というのが、あります。
まず目で食べ物を確認
急いで食べない
一口入れたら最低30回は噛む
飲み物で流し込まない
など普段あまり意識しないで少ししか噛まず飲み込んでる事も少しの工夫で自分の身体を健康に保ち健康寿命を伸ばしていけたらとてもいいですよね!
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歯科医院での定期的なクリーニング・健診
こんにちは
歯科衛生士の金子です!
そろそろ梅雨の時季になりますね!梅雨というと雨でジトジト、、、
でもこの時季にしか咲かない紫陽花に触れる事ができますよー!
さて、今日はメインテナンスについてです!
メインテナンスとは、定期的に歯科医院でクリーニング・健診を行う事です。
歯を守る為にはご自身での日々の歯磨きと(セルフケア)メインテナンス(プロケア)両方とも大切です!!
しっかり定期的に歯科医院でメインテナンスを行なっていた人とそうではない人では将来的に残る歯の本数にかなりの差が出てきます。
歯周病は、徐々に歯を支える顎の骨を溶かします。
歯を失うと、噛む力が弱まったり食欲が出ず栄養が偏ったりもします。
期間としては、個人差、状態にもよりますが半年に一度、長く間をあけても一年未満に一度は受診しましょう。
歯周病で失った骨は戻す事ができません!
メインテナンスとセルフケアで食い止める事が大切になります!!
そして、歯が多くのこっている人の方が医療費が少なくなるとも言われていますよ。
口が身体の第一の入り口になるので、しっかりケアしていきましょうね!
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感染の窓
こんにちは~(*^^*)
歯科衛生士の高垣です。
梅雨のジメジメする季節になってきましたね。夏本番までもう少しですね。
受付の飾りもすっかり夏仕様になりました♪
さて、前回仕上げ磨きについて書かせてもらったのですが今回は『感染の窓』について書いていきます。
お子さんがいらっしゃる方は聞いたことがあるかもしれませんが、感染の窓とは19ヶ月(1歳7ヶ月)~31ヶ月(2歳7ヶ月)のお子さんが最も虫歯菌に感染しやすい時期を言います。
この時期に同じ食器、スプーンは使わない、キスや口移し、飲み物の回し飲みなどを気を付けることにより、お子さんの虫歯菌感染のリスクをぐんと抑える事ができます。
ただ、虫歯菌は唾液でも感染するので、家族全員の口腔ケアも重要になってきます。
日頃お子さんと接する機会が一番多いお母さんの口腔内の虫歯菌が多ければ多いほど感染しやすくなるので、子育てで忙しいお母さんも歯科医院で口腔ケアすることをオススメします。
後は歯が生え始めたら、歯磨きを欠かさず、おやつも決められた時間に与える習慣をつけ、ダラダラ食べるのを控えると、虫歯になるリスクを押さえられるので合わせて実践してみてください。
またお子さんがどのくらいから、歯科を受診すればいいのかとよく質問を頂きます。
歯が生えていれば虫歯予防のフッ素を塗ることも出来ます。その他にも何か気になることがあればお気軽にスタッフにお尋ねください。
市川市行徳(福栄) 予防を中心に小児から入れ歯まで
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7月の診療日のご案内
こんにちは
主任の見崎です。
今月の診療日のご案内をさせていただきます。
<7月>
毎週水曜・日曜休診
17日(月)祝日のため休診 → 振替のため19日(水)午前中のみ診療
●院長
毎週(木) 大学講義のため一日不在
3日(月) 一日不在
8日(土) 学会のため一日不在
11日(火)~19日(水)まで不在
24日(月) 一日不在
25日(火) AM不在
●和典先生
10日(月) 講習会のため一日不在
今月は院長の不在日が多くなってしまい、患者様にはご迷惑をおかけしますが、診療自体は通常通り行っておりますのでなにかありましたらお気軽にご連絡ください。
7月に入り、30度を超える暑い日が続いていますので、夏バテと熱中症には気をつけてお過ごしくださいね。
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