歯みがき粉のお話
こんにちは!
歯科助手の新井です。
さっそくですが、みなさん毎日どんな歯みがき粉を使っていますか?
私は最近、ちょっと奮発して『シュミテクト』を買いました ー!
TVCMでもおなじみの商品なので、名前だけは聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
商品名からもイメージできるように、歯がしみるのを防ぐ、いわゆる知覚過敏に効果のある商品です。
簡単に言うと、歯みがき粉に含まれる成分が歯の表面にバリアを作ってくれて、あの嫌なキーーーーーンとする痛みから守ってくれるのです。
私はここ2年くらい、歯ぎしりによる摩耗で知覚過敏の症状が出始めて、冬の時期は特につらいです…
医院でシミ止めのお薬を塗ってもらったりもしますが、効果が切れてくるとまたキーーーーーン…
そこで、当院でもおすす めしているシュミテクトを、半信半疑ながらも(笑)使い始めたところ、これが私には効果てきめんでした!
使いはじめて1週間も経たないうちに、今まで歯ブラシを当てるとキーンとしていたのがなくなり、冷たい水で口をゆすいでも平気になりました。感動…。
ただ、知覚過敏の原因によっては効果が感じられないケースや(歯周病など)、知覚過敏と思っていたら実は虫歯だったということもあるので、
キーーーンにお悩みの方は歯医者さんに相談されることをおすすめします。
ちなみに当院では症状によってはお試し用のシュミテクトをお渡ししていますよ~
使用感としては、味 は辛くもなく甘くもなく、泡立ちもあまりなくて磨きやすいですが、個人的にはさっぱり感が少し物足りないかなーといったところ。
朝などのすっきりしたい時はミント系、お昼や夜はシュミテクトと使い分けしてもいいかなと思ってます。
歯みがき粉を何種類か用意して気分によって選ぶのも楽しそうですね!
市川市行徳(福栄) 予防を中心に小児から入れ歯まで
「いつでも頼れる街の歯医者さん」を目指す個室診療
はぎわら歯科クリニック
セミナーへ行ってきました
こんにちは!
歯科衛生士の田中です。
寒い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?
先日、超音波スケーラーのセミナーを受講してきました。
歯科医療の世界は常に新しい情報が発信されており、様々な年代の歯科衛生士が参加していました。
患者さんの負担を減らすための効率の良い処置方法など、ためになるものばかりでした。
超音波スケーラーはただ単に歯石を除去するだけではなく、多くの作用があります。
その中から2つほどご紹介します。
1.キャビテーション効果
キャビテーション効果とは、水中で気泡が発生をしてつぶれることによって硬い沈着物の除去にはほとんど影響を与えませんが、表面の細菌を破壊し、根面から毒素を除去する効果のことです。
2.アコーステックストリーミング
アコーステックストリーミングとは、高速で振動する超音波チップの周りに起こる水の乱流によって、細菌を破壊することです。
また、水に力が加わることで波が発生し、その音による乱流は細菌を破壊すると言われています。
このように歯石に対してだけでなく、歯周ポケット内の細菌(歯垢)にもアプローチできるのが大きなメリットです!
しかし、知覚過敏症の方の中には、超音波スケーラーの刺激によってしみてしまうことがあります。
そのような場合は、手用の器具を用いることにより刺激を最小限にすることができます。
また、知覚過敏を緩和させる処置も行っているため、安心してクリーニングを受けていただけます。
抜去歯を使用して実習もしましたー!!
市川市行徳(福栄) 予防を中心に小児から入れ歯まで
「いつでも頼れる街の歯医者さん」を目指す個室診療
はぎわら歯科クリニック 萩原和典
歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)セミナーに参加しました。
今月は多くの勉強会に参加しています。先週は、千葉中央で千葉県歯科医学大会がありました。日本大学歯内療法学辻本診療教授の歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)セミナーに参加しています。
歯科用マイクロスコープは眼科や脳神経外科などの手術で使われていた手術用顕微鏡を歯科用にしたものです。歯科でのマイクロスコープの普及率はまだ5%もなく、一般的な治療法とは言えませんが、根管治療専門医や精密な自費治療を行っている歯科では導入が進んでいます。歯科用マイクロスコープは肉眼の20倍まで拡大し、治療することができ、光が深いところまで届くため専門的な治療を行うことができます。
歯科用顕微鏡には、種類がいくつかあります。半世紀にわたって手術用顕微鏡を開発してきたカールツァイス社。手術用顕微鏡で高い光学性能を実証されたライカ社
。アメリカの審美歯科医のなかで一番人気があるグローバル社。医科領域で定評のあるメーラー社製。根管治療(歯の根の治療)の治療器具を多く販売しているマニー社など他にも多くあります。
実は母校の大学で、使用の比較を事前に先月予習しています。多くの機種があり、それぞれに特徴がありました。今回はこの中でも、多くの治療に使用できバランスの良いライカ社M320で実習を行いました。
辻本先生の講義や実習は学生時に受けていたため、懐かしく思いながら実習を受けてきました。
当医院でも早く歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)を導入できるよう現在進めています。
「MIS Implant Conference2017」に参加しました。
MIS Implant Conference2017に、マミー歯科副院長の広明先生と一緒に1日参加してきました。
今回の内容は、イタリアのシチリア島にあるカターニャ大学Francesco Amato先生達による、新製品の活用事例や臨床報告を中心に、インプラントの基礎から最新の低侵襲治療について勉強してきました。
セミナーでは、低侵襲治療とはスタンダード治療+αであり、スタンダードとは基礎、αとは医師の知恵と努力と学びました。低侵襲治療のメリット、デメリットについて予知性を含め患者さんに対して何が一番良いのかを、もう一度考える事ができました。また、この考え方はインプラントだけでなく治療全般に言えるかと思います。
新製品についても、先人達の先生方が同様の効果が得られるよう試行錯誤しながら治療していた事を知る事ができ、再度基本が大事であることと、最新治療について学ぶ事ができました。
市川市行徳(福栄) 予防を中心に小児から入れ歯まで
「いつでも頼れる街の歯医者さん」を目指す個室診療
はぎわら歯科クリニック 萩原和典
当院は「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」に認定されています。
暦の上では立春、節分を過ぎ寒さの底が過ぎたとは言うものの、寒さが繰り返しておりニュースでは場所により雪が降るかもしれないと、まだまだコートを手放せない日が続いています。
当医院では皆さんに、医院や医院で働くスタッフの事、また歯科について知っていただけるよう少しづつ発信する事ができればと考えています。
はぎわら歯科グループでは30年以上前の開業時から、皆様のお口の健康づくりを通してQOL(Quality of life)を向上させるために、様々な情報を集め、原因を考え、技術の向上及び丁寧な説明と情報提供を行い、予防についてもできるよう努力しております。
時代の要請により、地域包括ケアシステムの実現に向け「かかりつけ歯科医機能強化型診療所」という施設基準が新設されました。地域包括ケアシステムとは、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、医療・介護・予防・住まい・生活支援が包括的に確保される体制のことで2025年を目途に厚生労働省が構築をすすめています。
「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」は、口腔機能の維持・改善により国民の健康寿命を延ばし、QOL(生活の質)の改善を図る目標に向けて、国が新設した認定制度です。安全安心の設備が整い、虫歯や歯周病を防ぎ、歯を失わないための予防に積極的に取り組むができる専門的な歯科医院のことです。
当医院では今回認定を受け、症状によって歯周安定期治療を保険診療で行うことが可能になりました。
ご不明のことがありましたら歯科医師、歯科衛生士にお尋ね下さい。