こんにちは!衛生士の簗瀬です。
まだまだ寒い日が続きますが皆様、インフルエンザなどで体調を崩していませんか?
昨シーズンは私以外の家族全員がインフルエンザにかかりましたが、今シーズンは今のところ元気に過ごせています。
これだけ寒いと、風を吸い込むだけで歯がしみる!と訴えられる患者様もみられます。
確かにそのくらいの気温の日もありますが、そのしみる原因がくいしばり、歯ぎしりからきている事も考えられます。
以前にも日中のくいしばりについてはこちらでも書かせて頂きましたが、今回は防ぐことが難しい就寝中の歯ぎしりについてのお話です。
何もしていないとき人間の上下の歯は接触していません。くちびるを閉じていても上下の歯は触っていないのです。
1日の中でも食事の時間の20分ほどしか上下の歯が噛み合う時間のはずが、現代はストレス社会、無意識に日中でも歯をくいしばっている方が多くいらっしゃいます。
最近では、スマホを使用する若者にも見られる様です。
くいしばることが何故歯にとって良くないか?く
いしばることで、歯の磨耗、咬耗(すり減り)からくる歯のしみ、顎の痛みや被せものに不具合が出てきたり、歯茎にはくいしばる事で血流を妨げられてどんなにブラッシングが良く出来ていても歯周病を引き起こします。
日中はなるべくくいしばる事の無いように自身が気をつけることで症状を軽減することが出来るのですが、寝ている時にはなかなか気付く事が出来ません。
近くで寝ている人に教えて貰える場合もありますが、横に歯をこすり合わせるタイプの歯ぎしりなら音がギリギリと聞こえますが、くいしばって寝ている場合は無音の為、なかなか周囲も気付きません。
医院で指摘されて初めて意識するといった方もみられます。
就寝中の防ぎようの無い歯ぎしりには、寝ている間に装着するマウスピースをお作りになる事をお勧めします。
最近では、ネット通販などもある様ですがやはりきちんとご自身のお口の型取りをしてお口にぴったり合ったマウスピースが違和感なくお使いいただけると思います。
(保険適用となりますのでご安心くださいませ)
型取りを一度させて頂きますと、一週間くらい後には当院にて作成した物をお渡し出来ます。
ご家族から歯ぎしりを指摘された方、ご自身でもお気付きになった方、大切な歯を守る為に是非お気軽にご相談くださいませ!
市川市行徳(福栄) 予防を中心に小児から入れ歯まで
「いつでも頼れる街の歯医者さん」を目指す
個室診療 はぎわら歯科クリニック