当院では「なるべく抜かない」治療を心掛けて治療を行っています。
歯は抜いてしまったら二度と生えてきません。

その為、少しでも歯を残す為に様々な取り組みを行っております。

■ケース1
《状態》
むし歯を放置してボロボロの状態になっている
《治療方法》
他院では抜歯しか方法が無いと言われてもまだあきらめてはいけません。
むし歯菌をまず除去します。ただ、長期にわたって放置したむし歯菌は
歯の根っこにも菌が侵食している場合がありますのでこれを完全に除去する
『根管治療』を行います。マイクロスコープを使用して肉眼では捉えられない
細かい部分まで精密に治療をして菌を除去していくことでボロボロになってしまった歯でも
残すことが出来るかもしれません。

■ケース2
《状態》
歯周病が進行してしまっている

《治療方法》
歯周病も軽度から中度の進行であればプロのクリーニングを行い、
歯垢や歯石を除去していきます。当院ではPDTと言われる「光線力学療法」を行います。
光によって活性化するバイオジェルを歯周ポケットに注入し、ここに「ペリオウェイブ」と呼ばれる無痛のレーザーを照射させます。
殺菌効果が非常に高いため、進行している歯周病にも効果が期待できるため歯を抜かずに済むかもしれません。

■ケース3
《状態》
根尖病巣

《治療方法》
根尖病巣とは歯の根っこに膿が溜まってしまい歯ぐきが腫れたり激しい痛みが出る状態です。
この場合にも『根管治療』が必要となります。ただ、この場合根っこの深い部分まで侵食している
可能性がある為、肉眼や拡大鏡だけでは完全に把握することは困難です。マイクロスコープを使用して
根っこの中を完全に洗浄していきます。菌の除去に成功すれば腫れも引きますし抜歯を回避する可能性も上がります。

様々な状態で抜歯になる可能性はありますが、前述したように歯を抜いてしまったら「二度と生えてきません」。
当院では1本でも多くの歯を残し、健康で充実した生活を送って頂けるよう最後まで可能性を捨てずに治療に当たります。

ご不安な方や他院で抜歯になると言われて悩んでいる方は是非一度当院までご相談下さい。